PRODUCTすぎむらの家具が出来るまで

制作風景

当社で製作した家具類は、どの品も決して安価なものとは言えません。ですが、製作した家具すべてに安心と信頼をお届けしたいという職人たちの魂が宿っています。当社の作品を深く愛してくださるユーザー様の為、安心して永くお使いいただくためにどうすればよいかを日々試行錯誤し、日々心を込めて家具製造に取り組んでおります。

原木の目利き

材料は全国各地にある木材市場にて仕入れてきます。丸太、板引きされた原木など自然素材は形や木の個性もバラバラです、お目当ての素材を一日掛けて吟味し、翌日の競り市にてセリ落とします。

原木の製材

天然の木は決して真ん丸な形ではありません。一枚でも多く形の良い板を採る為には、刃物の進入角度がとても大切です。丸太を動かし、微妙な角度を何度も調整します。

テーブルに使うもの、カウンター材にするもの、棚板にするもの、一本の丸太から採れる木材は様々な用途があります、寸法、木目から仕上がりを想像し、挽く板の厚みを調整します。

材木の乾燥

家具作りにおいて乾燥は非常に大切な過程です。昨今は冷暖房による温度湿度変化が非常に木材に負担が掛かる為、乾燥の甘い材での制作はワレ、反りなどにより完成品に重大な欠陥をもたらします。当社はこの乾燥の過程において特にこだわって材を乾燥させております。



製材後しっかりと桟積みをし、風通しを良くして自然乾燥させます。板の厚み、樹種により異なりますが約1年~3年程は寝かせておきます。その後人工乾燥機にて含水率をしっかり落とし加工に取り掛かります。
屋外乾燥風景
製材後最初の一年は屋外にて寝かせています。栃材などは変色が発生する場合もあり、樹種によっては外に出せないものもあります。
屋内乾燥風景
屋外乾燥一年後倉庫内にほとんどの材を移動します。後は樹種、厚みにより乾燥期間は異なりますが、製品になるまでこの倉庫内で寝かせます。

制作風景

仕上げ

ただ形になればいいの発想では良いデザインの家具は生まれません。お客様のため使いやすさを考え、常識に縛られる事無く、弊社のストックの材料を生かした上で出来る最高の家具を製作出来るよう心掛けています。

家具においては「丈夫な材料だから家具は永く使える」という定説はありません。よく吟味された原木・材木に対し、接合部のしっかりしたホゾ付きや丁寧な作り込みがあって、初めて家具は永く使えるものとなります。そのために仕上げ工程への情熱は他工程と比較にならないものがあります。
こちらではすぎむらの家具が1本の原木から出来上がる工程を制作風景としてご紹介いたします。
当社が誇る技術、こだわり、品質や安全性をごゆっくりとご覧ください。
テーブル用の脚を加工
重厚で雄大な天板を支えるパーツとなる脚。テーブルを構成する要素の中でも安全性に関わる部分で、見えないけれども重要な工程です。
割れ止めの楔を入れる作業
楔(くさび)を打ち込み、割れが進まないように加工をしていきます。金属に頼らない木材だけによる楔加工です。

オイル塗装

無垢材により作られた家具は常に呼吸しています。塗膜面を持たないオイル塗装の家具は、自然の木が本来持っている温かみや感触を感じることができます。使っているとキズやシミも出来るかもしれません、でもそれが味となり思い出になっていくでしょう。また一年に一度のメンテナンスでなお一層、愛着のある家具になっていきます。

オイル塗装の特徴

・木の手触りがそのまま残る
・使えば使うほどに味が出る
・部屋の調湿効果がある
・一年に一度のオイルメンテナンス
・有害な化学物質を含まない自然塗料
・自宅で簡単に塗装が出来る

植物由来の安全な塗料を
使用しています

ドイツで生まれた、再生可能な自然の植物油(ひまわり油、大豆油、アザミ油)と植物ワックス(カルナバワックス、カンデリラワックス)をベースにした自然塗料です。自然の植物由来のオスモカラーは有害な化学物質は一切含まれていません。溶剤はドイツ薬局方適合の害のないもの、顔料は食品同等の安全性が確認されたものが使われています。

ウレタン塗装

一般的な家具の多くはウレタン塗装で仕上げられたモノがほとんどです。木の表面にウレタン樹脂の膜でコーティングするため、撥水性に優れ、扱いやすい塗料です。ただ膜を張るように仕上がる塗装方法ですので、仕上げ後の触り心地は、木の質感はあまり感じられずツルっと冷たい感じになります。
無垢材は常に呼吸しています、気温や湿度によっては多少動くことがあります。冷暖房の風が直接当たりすぎたり、表面にビニールマットなどをずっと敷いたままですと、反りやワレが起こる原因となりますのでご注意ください。コップの結露や水滴、こぼした飲料水や食べ物等、長時間にわたり放置したままですとシミになることがあります、ご使用の際はランチョンマットやコースターのご使用をお勧めします。